IR情報
ソーシャル・ファイナンス
ソーシャル・ファイナンスの概要
名古屋高速道路公社(以下、「当公社」)は、令和2年10月8日、株式会社格付投資情報センター(以下、「R&I」)からソーシャル・ファイナンスに関する第三者評価(R&Iソーシャルボンドオピニオン)を地方道路公社として初めて取得しました。
ソーシャル・ファイナンスとは、社会的課題解決に向けたプロジェクトに充当することを目的とした資金調達手段です。
当公社は、これまでも調達した資金を高速道路事業に充て、「経済活動の広域化・交流人口の拡大」や「道路構造物の高齢化」など社会的課題の解決に対し、「高速道路の新規建設・改良工事」、「高速道路の維持管理及び長寿命化対策」といった事業を通じて取り組んでまいりました。これらの取り組みは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも合致するものと考えております。
今回、当公社では今後の資金調達に向けて、国際資本市場協会(ICMA:International Capital Market Association)が定めるソーシャルボンド原則に基づき、ソーシャル・ファイナンス・フレームワーク(資金調達における枠組み。以下「本フレームワーク」。)を策定するとともに、その透明性を確保するため、第三者機関であるR&Iからソーシャルボンド原則に合致している旨の評価を取得しました。
これにより、今後、当公社が本フレームワークに基づき調達する債券及び借入金はソーシャル・ファイナンスとして扱われることとなります。
当公社は本件を通じて、より多くの方々に当公社の取り組みについて理解を深めていただくとともに、調達した資金をこれまで同様、高速道路事業に充当することにより、関係者の皆様とともに社会的課題の解決に努めてまいります。
詳しくはこちら
- プレスリリース(2020年10月8日)(
:1,639KB)
- ソーシャル・ファイナンス・フレームワークの概要について(
:308KB)
- R&Iによる第三者評価(2020年10月8日公表)(
:836KB)
調達実績
本フレームワークによって調達した資金調達の実績はこちら。
【ソーシャルボンド】
年度 | 回号 | 年限 | 発行額 | クーポン | 発行日 |
---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 152回 | 10年 | 80億円 | 0.140% | 2020年12月15日 |
153回 | 15年 | 70億円 | 0.306% | 2020年12月15日 | |
154回 | 5年 | 80億円 | 0.030% | 2021年2月26日 | |
155回 | 10年 | 100億円 | 0.155% | 2021年2月26日 | |
156回 | 15年 | 100億円 | 0.357% | 2021年2月26日 |
投資表明投資家一覧
本フレームワークによる資金調達に際して、投資表明をいただいた投資家の方々をご紹介いたします。
(令和3年2月26日現在、50音順)
【ソーシャルボンド】
- 愛西市
- アイシン健康保険組合
- 学校法人愛知学院
- 足立成和信用金庫
- 奄美信用組合
- アルプス中央信用金庫
- 石原ケミカル株式会社
- 上田信用金庫
- 宇都宮市
- 株式会社鹿児島銀行
- 鹿児島信用金庫
- 柏崎信用金庫
- 蒲郡信用金庫
- 独立行政法人環境再生保全機構
- 北おおさか信用金庫
- 岐阜信用金庫
- 京都北都信用金庫
- 一般財団法人建設物価調査会
- 神戸市
- 独立行政法人国際交流基金
- 滋賀中央信用金庫
- しずおか焼津信用金庫
- 株式会社ZIP-FM
- しののめ信用金庫
- 新発田信用金庫
- 周南市
- 株式会社十六銀行
- 湘南信用金庫
- 須賀川信用金庫
- セゾン自動車火災保険株式会社
- 公益財団法人せたがや文化財団
- 全東栄信用組合
- 株式会社第三銀行
- 大同火災海上保険株式会社
- 玉島信用金庫
- 知多信用金庫
- 千葉みらい農業協同組合
- 独立行政法人中小基盤整備機構
- 東京三協信用金庫
- 東春信用金庫
- 栃木県信用保証協会
- 豊橋農業協同組合
- 名古屋市信用保証協会
- 学校法人名古屋自由学院
- 西三河農業協同組合
- 沼津信用金庫
- 浜松磐田信用金庫
- 株式会社百十四銀行
- 平塚信用金庫
- 一般財団法人福岡県退職教職員協会
- 富士信用金庫
- 防衛省共済組合
- 宮崎第一信用金庫
- 杜の都信用金庫
- 山口県信用保証協会
- 株式会社琉球銀行