新技術の募集

企業等の皆さまが保有している技術を積極的に活用していくため、以下の技術に関する幅広いご提案や情報を募集します。
ここで募集する新技術は名古屋高速道路公社(以下「公社」という。)で採用実績がない技術とします。

更新日時:令和5年2月13日

公社が募集する技術(公社のニーズ)

募集一覧
募集一覧 公表日
①コンクリート床版の防水に関する技術 令和2年3月27日公表

※一部内容を改めて、
令和5年2月13日公表
②コンクリート床版のひび割れ補修に関する技術
③コンクリート床版下面から床版の劣化状況が把握できる技術
④-1コンクリート壁高欄内面(高速道路側)の塩害対策に関する技術※
④-2コンクリート壁高欄内面(高速道路側)のケレンに関する技術※
⑤構造物への影響(塩害)が小さい凍結防止剤又は凍結抑制に関する技術
⑥コンクリート床版の耐荷力向上に関する舗装技術 令和3年3月9日公表
⑦マイクロクラックの発生の抑制が可能なコンクリート床版劣化部の部分はつりに関する技術 令和3年7月1日公表
⑧高速出入口部における逆走・誤進入対策に関する技術
⑨交通事故対策の速度抑制に関する技術 令和3年7月27日公表
⑩コンクリート床版上面の大規模な補修に適用可能な施工技術
⑪鋼床版添接部における既設合材等の除去及び研掃に関する技術 令和4年7月28日公表
① コンクリート床版の防水に関する技術

~背 景~
コンクリート床版の損傷について、床版上面からの水分や塩化物イオンの侵入を確実に防ぐことが劣化防止策の一つとなります。防水性能を確実に発揮し、かつ長期耐久性を確保したコンクリート床版の防水に関する技術を幅広く募集します。

想定している施工条件
  • 車線規制又は通行止の状況下で、一晩で施工可能であること。
想定している施工条件
  • 防水性能を有した舗装技術
  • 舗装、防水材及び床版を一体的に検討した床版防水技術 等

公社の床版防水の事例

② コンクリート床版のひび割れ補修に関する技術

~背 景~
コンクリート床版に関する損傷の一つである「ひび割れ」は、劣化因子の侵入や床版の機能低下につながる重大な損傷です。コンクリート床版上面からひび割れ補修を行うことは劣化因子の侵入対策として有効と考えられるため、このひび割れ損傷の補修に関する技術を幅広く募集します。

想定している施工条件
  • 車線規制又は通行止の状況下で、一晩で施工可能であること。
想定している施工条件
  • コンクリート床版のひび割れに浸透し追従可能なひび割れ注入技術
  • 劣化した床版の機能回復させる補修技術 等
③ コンクリート床版下面から床版の劣化状況が把握できる技術

~背 景~
5年に1回の定期点検(近接目視点検)を効率的に行うため、コンクリート床版の劣化状況(コンクリートの浮き、疲労ひび割れ、鉄筋腐食等)及びコンクリート床版と繊維シートとの接着不良等の変状を把握することができる調査・点検技術を幅広く募集します。

想定している施工条件
  • 非破壊により調査・点検可能な技術であること。
  • 近接目視点検の結果と同等の精度が期待できること。
募集する技術の例
  • 高精細デジタルカメラ、赤外線サーモグラフィー 等

繊維シート補強部のイメージ

④-1 コンクリート壁高欄内面(高速道路側)の塩害対策に関する技術

~背 景~
コンクリート壁高欄内面(高速道路側)において、冬季に散布される凍結防止剤の影響で塩害が発生しているため、損傷部の補修と塩害対策に関する技術(防水性能の高い塗装など)を幅広く募集します。

想定している施工条件
  • 車線規制又は路肩規制において、補修作業における騒音を抑制できる技術であること。
  • 規制回数を抑えられる技術であること。

損傷部撤去後の状況

④-2 コンクリート壁高欄内面(高速道路側)のケレンに関する技術

~背 景~
コンクリート壁高欄内面(高速道路側)において、塗装作業(塗り替え含む)を行っています。ケレン作業には高速道路上の規制が伴うのですが、交通影響を最低限に抑えたいと考えています。そこで効率的にケレン作業を行える技術(既設塗膜及びコンクリート表面劣化部の除去方法、素地調整法)を幅広く募集します。

想定している施工条件
  • 車線規制又は路肩規制において、ケレン作業における騒音を抑制できる技術であること。
  • 規制回数を抑えられる技術であること。
⑤ 構造物への影響(塩害)が小さい凍結防止剤又は凍結抑制に関する技術

~背 景~
冬季に散布される凍結防止剤(塩化カルシウム、塩化ナトリウム)の影響で各種構造物(RC床版、伸縮装置、遮音壁等)において塩害が進行しているため、構造物への影響が小さい凍結防止剤又は凍結抑制技術を幅広く募集します。

募集する技術の例
  • 塩化物イオン濃度を高めない凍結防止剤
  • 凍結防止剤の効果(持続性)を高める舗装
  • 機器設置による凍結抑制技術 等
⑥ コンクリート床版の耐荷力向上に関する舗装技術

~背 景~
コンクリート床版において、過年度工事による床版の過切削や、塩害による鉄筋腐食及びコンクリート砂利化に伴う耐荷性能の低下が懸念されています。
そこで、舗装の全層打ち替え時に、耐荷性能を向上し、かつ水などの劣化因子の侵入を防ぐことが可能なコンクリート床版の舗装に関する技術を募集します。

想定している施工条件
  • 車線規制内で施工可能であること。
募集する技術の例
  • PCM、超高強度ひずみ硬化型モルタル、高性能繊維補強コンクリート、ラテックス改質速硬コンクリート 等
⑦ マイクロクラックの発生の抑制が可能なコンクリート床版劣化部の部分はつりに関する技術

~背 景~
従来のハンドブレーカを用いたはつり処理では、コンクリート表面近傍に大量のマイクロクラックが発生します。また、ハンドブレーカが鉄筋に接触すると、鉄筋とコンクリートの付着切れが生じ、床版の損傷が更に進行すると考えられます。このため、マイクロクラックの発生の抑制が可能なコンクリート床版劣化部の部分はつりに関する技術を募集します。

想定している施工条件
  • 車線規制内で施工可能であること。
  • 均一なはつり深さの管理が可能であること。
  • 夜間作業における騒音を抑制できること。
  • ウォータージェット工法の場合は、使用水が隣接車線に流出しないこと。
募集する技術の例
  • ウォータージェット工法 等
⑧ 高速出入口部における逆走・誤進入対策に関する技術

~背 景~
近年、名古屋高速の出入口部で車両の逆走、原付・自転車・歩行者などの誤進入が発生しています。高速上での逆走・誤進入は重大事故に繋がる危険性が高いことから、高速出入口部における走行車両の安全な走行を妨げず、建築限界を満足する効果的な対策を幅広く募集します。

想定している施工条件
  • なし
募集する技術の例
  • 自動検知センサーによる警告、路面標示、高欄標示、注意喚起看板、ポストコーン 等
⑨ 交通事故対策の速度抑制に関する技術

~背 景~
カーブでの速度超過による事故を防ぐため、カーブ手前において、走行車両の安全な走行を妨げず、速度抑制を促す対策を幅広く募集します。なお、速度抑制効果が定量的に確認されているとともに、騒音や振動等が生じない近隣環境に配慮した技術であることを条件とします。

募集する技術の例
  • 自動検知センサーによる警告、路面標示、高欄標示、注意喚起看板、ポストコーン 等
⑩ コンクリート床版上面の大規模な補修に適用可能な施工技術

~背 景~
名古屋高速のリフレッシュ工事において、鉄筋コンクリート床版上面に不連続に点在する損傷部の断面修復を行っています。この補修材料にポリマーセメントモルタルを使用する場合、その可使時間の短さにより大量製造・施工に苦慮しています。そのため、ポリマーセメントモルタルによる断面修復を効率良く製造・施工可能な技術を募集します。

想定している施工条件
  • ポリマーセメントモルタルを使用すること。
  • 車線規制内で製造可能であること。
  • 点在する補修箇所に対応可能であること。(12時間に、1箇所あたり2平方メートル程度を100箇所程度移動して施工可能であること(全10立方メートル程度))
募集する技術の例
  • 車線規制内を移動可能な吹付技術
  • 車線規制内を移動可能で製造可能な技術(傾胴ミキサ等)
⑪ 鋼床版添接部における既設合材等の除去及び研掃に関する技術

~背 景~
鋼床版の舗装打替え工事において、デッキプレート添接ボルト部の隙間に残る既設合材及び接着剤の除去に苦慮しており、研掃品質に大きく影響しています。そこで既設合材及び接着剤の除去及び研掃に関する技術を募集します。

想定している施工条件
  • 撤去における騒音を抑制できること。
  • 撤去と同時に研掃できること。
  • 1車線規制内で作業できること。
  • 隣接車線に影響しないこと。

新技術のご応募

応募資格

「個人」、「民間企業」または「大学等※」であること。
ただし「個人」及び「大学等」については、民間企業と共同開発している場合に限ります。

※大学等とは、学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学、国立試験研究機関、公立試験研究機関、特殊法人、国立研究開発法人、社団法人、財団法人、研究組合等をいいます。

応募方法

技術の提案を頂く場合には、「新技術情報カルテ」の作成をお願いしております。
下記URL より様式をダウンロード頂き必要事項の記入をお願いします。

新技術情報カルテの作成が完了しましたら、下記受付窓口までメールにて提出をお願いします。

[ 受付窓口 ]

名古屋高速道路公社 技術管理室 技術基準担当
TEL:052-756-4704(受付時間:平日 午前9時~午後5時)

E-mail:singijyutu@nagoya-expressway.or.jp

募集期間

随時募集します。

募集期間
  • 応募された新技術は下記の流れで現場への適用を検討します。

  • 審査会(公社内)は募集状況に応じて開催します。
  • ご提出頂きました新技術情報カルテは、公社内で共有させて頂きます。
  • 公社が現場適用可能と判断した技術は公社ホームページに一覧表で5年間掲載する予定です。
注意事項
  • アイデアのみのご意見・お問い合わせは受け付けておりません。
  • カルテの受け付け及びヒアリング等の実施によって、現場適用が決定するものではありません。
  • 現場適用の判断を行うにあたり、材料試験、試験施工、実験等の対応を求める場合があります。なおその際に発生する費用は原則全て応募者負担とします。

現場適用可能と判断した技術

新技術名称 適用範囲 公社ニーズ 提案会社
ミストジェット コンクリート壁高欄内面 コンクリート壁高欄内面の塩害対策に関する新技術 (株)サーフェステクノロジー
STスインガー
SQS防水材
移動式オートチッパー コンクリート床版上面 マイクロクラックの発生の抑制が可能なコンクリート床版劣化部の部分はつりに関する技術 (株)サーフェステクノロジー

※試験的に現場適用した技術は含みません。